「うわぁ、藤だ・・・・」














    Meaning


















  「こんなとこにも藤、あるんだな」

  「そうだねぇ、初めて知った」




  聖創学院の裏にある山。
  は俊也と散歩していたところだ。
  そして気に巻き付く、紫の藤を見つけた。
  こんな所にあるとは2人とも知らなかった。





  「綺麗な紫色・・・・・そうだ、俊也」

  「何だ?」

  「・・・藤の花言葉、知ってる?」

  「知らねぇ」





  俊也の答えを聞いて、は藤の花を1房取った。
  そして俊也に差し出す。




  「・・・・・・花言葉は、“貴方に夢中”」

  「え・・・・・」

  「はい!あげる!」

  「お、おう・・・」




  俊也は藤を受け取り、走り出したの後を追う。
  “貴方に夢中”
  その意味を必死に考えながら。





  「!」

  「なぁにー?」

  「ど、どういう意味だよ、夢中って・・・・・・!」

  「・・・・・・」





  は突然、走る足を止めた。
  そして俊也の方を振り向き、




  「そのままの意味!俊也に夢中なの!!」

  「え・・・えっと・・・・・・」

  「さ、早く帰ろう?大分暗くなってきたし」

  「・・・・・・、俺も――・・・」




  俊也が何かを言おうとした瞬間、は俊也の口を手で塞いだ。
  驚いて目を丸くする俊也。
  恥ずかしながらも、不適に微笑む





  「・・・知ってる。大好き」





  そして2人は、手を繋いで帰って行った。


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